イエローストロベリーグァバを食べる!
引き続き、屋久島で熱帯果樹園をやっているgaraさん(ブログ→『島の果樹園』)から届いたトロピカルフルーツボックスの"食べる篇"です。

今回はストロベリーグァバ(イエロー)です。

ストロベリーグァバはグァバの1品種だと私も昔は思っていたのですが、じつは違うんですよね。グァバの学名は Psidium guajava、ストロベリーグァバは Psidium littorale で、同じ属の仲間ではありますが、別種です。梅とモモみたいなものでしょうね。

まず葉っぱが全然違います。

グァバ(左側)とイエローストロベリーグァバ(右側)の葉の違い

写真左側がグァバ、右側がストロベリーグァバです。葉っぱだけ見たら仲間とは思えませんね。ストロベリーグァバのほうは、和名をテリハバンジロウ(照葉バンジロウ)というだけあって、葉っぱがツヤツヤしています。

グァバとストロベリーグァバは果実の大きさも違います。グァバは10cm以上あるのも珍しくありませんが、ストロベリーグァバは大きくてもピンポン球くらいしかありません。前回のグァバの記事に比べた写真があります。

さてさて、ストロベリーグァバには、果皮が赤いのと黄色いのがあります。ただ単にストロベリーグァバと言うと、赤いほうを指すことが多いようですね。でも赤いからこの名前が付いたわけではなく、イチゴのような風味があるからのようです。

下の写真は、以前にJoseからもらった赤いほうの写真です。

ストロベリーグァバの果実

マダガスカル島の沖合に浮かぶレユニオン島での写真です。伝説のコーヒーの木を求めてこの島をインディ・ジョーンズばりに駆けまわった話は、彼の著書『コーヒーハンター』で読んでもらうとして、レユニオン島でもストロベリーグァバは野生化しているようです。現地の人たちはそれを収穫して楽しんでいるそうです。とても美味しかったとJoseは言ってました。

ストロベリーグァバはブラジル原産ですが、丈夫で繁殖力も強いため、世界中の熱帯地域で野生化しているようです。国際自然保護連合 (IUCN) からは『世界の侵略的外来種ワースト100』の1つに選ばれてしまっています。特にハワイで問題になっています。これがぜんぜん美味しくなかったらここまで問題は広がらなかったかもしれませんね。ちなみにこのリストにはワカメや鯉も含まれています(→リスト英語版)。

さてさて、こちらが今回いただいたストロベリーグァバです。

イエローストロベリーグァバの果実

果皮が黄色いので、イエローストロベリーグァバ(キミノバンジロウ)ですね。グァバのような良い香りがこれにもあります。

では食べてみましょう!!

ふむふむ、ふむふむ。

あ、レモンのようなさわやかで心地よい酸味があります。しっかり甘みもあります。
梨のようなシャリシャリがあります。

うん、飛び抜けてとは言いませんが、普通に美味しい。

先日の赤肉グァバは買ってでも食べたいくらいでしたが、こちらは庭で採れればおやつに食べたいくらいかな。

でも実力を見極めるのはまだ早いですね。ストロベリーグァバは収穫してからの劣化が早いようです。届いてからもみるみる間に傷んでいくのを感じました。ごくわずかですが皮革のような不快な後味を感じたのは、そのせいかも? 本当の味は自分で育てないと味わえなそうですね。

というわけで、育ててみましょう!

グァバと同じように、かたいタネがたくさん出てきました。

グァバとイエローストロベリーグァバの種子

写真の左側が先日の赤肉グァバのタネ、右側が今回のイエローストロベリーグァバのタネです。イエローストロベリーグァバのタネのほうがじゃっかん大きいですね。

なにはともあれ、まいてみました。

イエローストロベリーグァバの発芽

すると2週間で発芽しました。

ストロベリーグァバのレッドとイエローでは、味も違うそうです。いつか食べくらべをしてみたいものです。

耐寒性もレッドとイエローではじゃっかん違うという話を聞きます。ま、グァバよりは寒さに強いことは確かです。イエローのほうは関東で地植えで結実しているのを何度か見ています。グァバは2〜3℃までしか耐えられませんが、イエローストロベリーグァバはマイナス2〜3℃まで耐えるようです。
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by papaya_gyunyu | 2009-10-28 19:38 | ストロベリーグァバ


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