ポポーの種まき方法
ポポーのポテンシャルは十分にわかりましたが、あたりはずれが大きいこともわかりました。というわけで、実生(種から育てる)ポポーのポイントは、以下の通り。

A. 美味しい実からとれたタネをまく(まずい実からとれたタネから育てるよりは美味しい実がなる確率が高くなるだろうから)。

B. あるいは台木として育てて、美味しい実がなる木から穂木をとってを接木する。

C. あるいは台木として育てて、チェリモヤを接木する(これは以前に紹介した通り可能なはずなんです)。

もうすでにタネは全部混ぜてしまったので、今回はAコースは無理です。BコースかCコースを想定して育てていきたいと思います。あ、でもポポーはトロピカルフルーツではないので表向きはCコースで・・・(^ ^;)

ポポーはチェリモヤやバンレイシ(シャカトウ)と同じバンレイシ科ですが、属は違います。でもサイズの差こそあれタネも似ているので、チェリモヤやバンレイシのタネと同じように一度乾燥させた方が発芽率が上がるだろうくらいに考えて、36個のタネを机の上に放置して自然乾燥するにまかせていたのですが、ケンタッキー州立大学(Kentucky State University)のPawpaw Planting Guideを読んでビックリ。乾燥させるなと書いてあります。「室温で3日間乾燥させると発芽率は20%以下になる」とあります。きゃ〜〜〜!!

つまり食べたらすぐにまけばいいのです。でもその場合、発芽は来年の7〜8月くらいになるそうです。タネが寒さに十分にあたらないと活動を開始しないためだそうです。ずいぶん気の長い話だなあ。でもその先を読むと、気の短い人用のコースも用意されていました。これでいこー! 

☆ポポーの種を早く発芽させる方法☆

1. 若干湿らせた水ゴケかピートモスとともに良く洗ったタネをジプロックに入れ、冷蔵庫(0〜4℃)に70日〜100日入れて寒さに十分にあてる。ただし凍らせないように注意。

2. 冷蔵庫の洗礼が終わったら深めのポットにまき、土の温度を24〜29℃に保つ(うちの場合は電気温水器の上に置いておけば大丈夫だろう)。

3. 2〜3週間で発根し、2ヶ月程度で芽が出る。

以上が基本ですが、パーデュー大学(Purdue University)のデータベースには、温度管理や照明管理などによって、さらに発芽&生育を早める方法も書いてありました。さすがにここまではできません。でも1年で最大1.5mにまで成長させられるそうです。通常、ポポーは樹高1.8m程度で実がつき始めるとのことですので、2年で結実しそうな勢いですね。商業栽培する人には参考になるかも。

というわけで、湿らせた水ゴケとともにタネをジプロックに入れてみました↓
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こんな感じで良いのでしょうか。「若干湿らせる」 の「若干」がどの程度かが難しいですね。タネの湿気を保ちつつも湿らせすぎてカビや細菌を繁殖させないようにということなのですが。

何はともあれ、この状態で来年の3月まで冷蔵庫に眠ってもらいましょう。発芽予定は5月になるから、食べてそのまままくよりは2〜3ヶ月早まるはずです。
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by papaya_gyunyu | 2007-11-15 07:48 | ポポー


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