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アボカドの接木にチャレンジ!
この前の日曜日に、アボカドの接木に挑戦しました。

本で読んだり経験者に聞くかぎりでは、ペッと切ってペッと付けるだけでしょという感じでとても簡単そうだったのですが、甘かった・・・

まずは近所のホームセンターに接木テープを買いに行きました。売ってるんですねー、これが。こんなごく普通のホームセンターなんかに本職の人が買いに来るとは思えないので、植物栽培オタクが他にも多数いらっしゃるのでしょう。3種類くらい見つけたのですが、初心者なので一番オーソドックスっぽい下の写真のをゲット。


次に今回の被験者(被害者??)をご紹介します。

下の写真が、うちの"元アボカド三兄弟"です。長男はすでにあの世に転居しているので、次男(ニュージーランド産、身長94cm)と三男(メキシコ産こだわりアボカド、身長90cm)です。両方とも親はハス種だと思います。今回はこの2匹から穂木を取ります。


そしてこちらが和歌山産アボカド(ベーコン種)の種から育てた子たち(まだ他にも水栽培のままのが何匹かいますが)です。身長は52〜45cmです。今回はこの3匹を台木にします。


接木ナイフの代わりにカミソリも用意したし、いざ挑戦!!

・・・接木中です・・・

・・・接木中です・・・

・・・接木中です・・・

ふぅ、で〜きた〜〜〜。下の写真が完成図です。


どうですか? なかなかにそれらしくないですか?? でも内実は・・・

穂木は、台木に差す部分をカミソリで削ってクサビ形にするのですが、まずはそれがうまくいかない。うまく削れないのでどんどん削っていって短くなりすぎてしまうということを、何度もくりかえしました。おかげで良い穂木になりそうな枝(充実した葉芽がついた部分)が無くなってしまいました。先に何かの枝で練習しとけば良かった。。

さらに接木テープを巻くのが難しい。穂木を台木に挿した状態で押さえつつ接木テープを巻いていくのですが、どうしても穂木が動いてしまうのです。何回か巻き直しました。でもこれは3回くらいやったら少しうまくなりました。最終的にちゃんと形成層が合わさっていたかどうかは謎ですが。。

なにはともあれ、楽しかったです。1本でもいいので成功してくれると良いなあ。ま、期待せずに待ちましょう(そんなことできるわけないだろー!)。

あ、ちなみに接木のやり方は「アボカド―露地でつくれる熱帯果樹の栽培と利用 (新特産シリーズ)」(農山漁村文化協会)を参考にしました。

アボカド―露地でつくれる熱帯果樹の栽培と利用
米本 仁巳 / / 農山漁村文化協会
by papaya_gyunyu | 2008-03-18 23:06 | アボカド | Comments(2)
Commented by NAO at 2008-03-19 01:37 x
ほえぇ~。
何だか最近、色々と忙しそうですね。
春になると作業しやすくなる反面、
やることが増えてきて大変ですよねぇ。

それにしても「接木テープ」なる物があるとは知りませんでした。
便利な世の中ですね。
Commented by papaya_gyunyu at 2008-03-21 08:07
そうなんですよねー。
暖かくなると植物だけでなく虫たちも元気になるし。。
でもやっぱり生長しだすと楽しいですよね。

接木テープは接木するときの基本アイテムみたいなんですよ。
ヨネさんはセロテープで十分だって言ってましたけど(^_^;)
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