ふたたびアボカドを接木する!
前回の記事(→『実生同士の接木』)で、アボカドの接木について自分でもビックリするくらいに大量の文字を書き連ねたのは、この記事の前フリでもあったからです。

このブログにたまにコメントをくださるカリフォルニア在住の"ねずみさん"が、ご自宅の庭のアボカドの木からとった穂木を持って来てくださったのです!! 


花芽がびっしりついています!


よくよく見ると、つぼみの表面は細かい毛でおおわれています。メキシコ系のアボカドなのでしょうね。

アボカドは大きくは三系統(メキシコ系、グァテマラ系、西インド諸島系)に分類されます。花が毛でおおわれているのはメキシコ系の特徴だそうです。詳しくは『アボカド―露地でつくれる熱帯果樹の栽培と利用』(農山漁村文化協会)に書かれています。ねこがためさんの『熱帯果樹写真館ブログ』には、各系統の特徴をまとめた分かりやすい表があります。

ねずみさんがおっしゃるには、このアボカドの木はマイナス10℃まで気温が下がった時にも枯れなかったそうですw(゚o゚)w  耐寒性があるのもメキシコ系の特徴ですが、それでもマイナス6℃までというのが定説です。ビックリですね。ちなみに世界的な主力品種のハス種(日本のスーパーで普通に売ってるやつ)はマイナス3℃で枯死するそうです。ハス種はグァテマラ系です。

とにもかくにも、さっそく接木しました! 
もったいないですが、たくさんついていた花芽は全てむしり取りました。
接木のやり方は基本的には去年と同じです。
台木は、うちにあった使えるものを総動員です(合計6本)。


去年は2種類の穂木を5本の台木に接ぎました。成功した4本の中から2種類1本ずつを残して、それ以外の3本をまずは今回の台木にしました。さらに去年の接木に生育が間に合わずそのままになっていたベーコン種(メキシコ系)の実生2本も台木に使いました。

やっぱり一年たって幹が硬くなっているので、穂木とピッタリくっつけるのが難しい。。。 接木テープを巻いた上からビニールひもで縛って無理矢理くっつけたりしました。 


まだ水栽培中だったハス実生も試しに動員。

乾燥を防ぐためにビニール袋をかぶせて温室に設置。


品種名は分からなくなってしまったそうですが、ねずみさんが言うには、バターとチーズをあわせたような濃厚で美味しいアボカドなのだそうです。なんとか1本でも良いので活着してくれ〜!!

なにはともあれ、わざわざ植物防疫のことを調べてまで持って来てくださったねずみさんには本当に感謝です。ありがとうございます!!
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by papaya_gyunyu | 2009-04-03 01:33 | アボカド


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