カッルーバ(イナゴマメ)のジェラート
おとといは建長寺で開かれてた金澤翔子さんの書展を観に鎌倉に行きました。

鎌倉・建長寺の三門
鎌倉・建長寺の三門

翔子さんちょびっと疲れ気味かな?039.gif

下の写真は小泉淳作さんによる京都・建仁寺の『双龍図』です。

京都・建仁寺の双龍図
京都・建仁寺の双龍図

暗い法堂の天井いっぱいに描かれた本物はものすごい迫力です。2002年に描かれた新しい作品であることが驚きです。日本最古の禅寺の1つなのにこういうことをやっちゃうところがカッコいいと思います。それも禅の精神なのでしょうか。小泉淳作さんが描いた龍は建長寺にもいますが、そちらは1匹です。やっぱり2匹のほうが迫力がありますね026.gif

建仁寺にもとから伝わる俵屋宗達の風神雷神(国宝)を生で観ても「ふ〜ん」としか思わなかった美術の素養の無い私ですが、2009年に新しく奉納された翔子さんの風神雷神をテレビで観たときには度肝を抜かれました。

それはさておき、帰りがけに"イタリア料理研究家"から聞いていたジェラート屋さんに寄りました。
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ジェラテリア・イル・ブリガンテ(Gelateria Il Brigante)です。昔ながらの製法でジェラートを作っていて、安定剤としてはカッルーバ(carruba)のタネの粉のみを使っているそうです。
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カッルーバの果肉のほうを味つけに使ったジェラートもありました。今回食べた4種類のフレーバーの中ではそれが一番美味しかったです。見た目も味もまさにチョコレート。でも舌触りにきな粉みたいな粉っぽさがあります。だからチョコというよりココアのほうが近いかな? 独特の風味もわずかにあります。あの風味は何だろうなあ? でもぜんぜん悪い感じはしませんでした。

カッルーバは、英語ではキャロブ(carob)ですが、タネはローカストビーン(locust bean)と呼ばれます。タネを精製して粉末化したのがローカストビーンガム。和名はローカストビーンを直訳したイナゴマメです。マメ科です。

イナゴマメ(<i>Ceratonia siliqua</i>)
イナゴマメ(Ceratonia siliqua) Photo by _Sanja_

イナゴマメは地中海沿岸の温暖で夏に乾燥する地域出身です。熱帯果樹とは言えませんね011.gif 

Julia Morton先生によると、オレンジよりはじゃっかん耐寒性があり、幼木は霜に弱いが、成木は-7℃近くまで耐えるそうです。基本的には雌雄異株ですが、両性花をつける品種もあります。茶色く熟したサヤはそのままかじって食べられます(タネは出す)。果肉は甘く、糖度は50%くらいあります。
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by papaya_gyunyu | 2011-05-07 02:29 | トロピカルフルーツ文化 | Comments(2)
Commented by gara4444 at 2011-05-07 09:31
なぜかうちにキャロブあるんですよね~
何かの苗を買ったときおまけで付けてくれたやつなんですけど、もともと10センチ位だったのが今では1メートル超えてます。
もう2年位経ってるからそんなもんかも知れませんが、確かに寒さには強いみたいでこの冬なんともなかったですね~
それにしてもジェラート美味しそうですね~安定剤にもなるしそのまま食べても甘いとは知りませんでした。
ただ味のない茶色い粉にするものだと思ってました。
Commented by papaya_gyunyu at 2011-05-08 22:36
> garaさん
おお、まじですかー?!
それは楽しみですね〜。
そのまま食べてもチョコレートみたいで美味しいそうですよ。
結実したらぜひ食べさせてください!
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