福島県の8900万年前(白亜紀)の地層からバンレイシ科の植物の化石が発見されたそうです。その化石の分析結果にもとづいた想像図が新潟日報にのっています。
「8900万年前の花再現、新潟大」
確かに例のサギンサギン(Uvaria rufa、スイギュウノチチ)の花(参考写真は
こちら)とかに形が似てます。
白亜紀というと、まだ恐竜がいて地球が暖かかった時代ですよね。その頃には日本にもバンレイシ科の植物がいたのですね。と思ったら、現代でもまだクロボウモドキなるバンレイシ科の植物が沖縄の一部に残っていたのですね。レッドリストで絶滅危惧種に指定されているようです。
沖縄県庁のホームページによると、「熱帯系のバンレイシ科の北限自生地」だそうです。果実の写真は見つかりました(
こちら)が、花の写真は見つかりませんでした。どんな花なんだろう。